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おはようございます、あんさん(@kazuo_ansan)です。

 

おそらくこういう考え方をしている同業者はまだいないかもしれません。

いらっしゃったら、すいません。

でも、お客さまのリクエストに「なるほど」と納得、考えさせられましたので、今日はちょっとそのお話。

 

ペットホテル動画公開は留守を公表すること

 

 

先日、「うちの子はペットホテル動画を撮らないでください」というリクエストをいただきました。

そういえば、数年前にも一度、別のお客様から同じリクエストをいただいたことがあります。

 

そうか、ペットホテルに預けているということは、出かけているのを公表することになりますもんね。

事情まではお聞きできませんのであくまでも推測ですが、出かけていることを公表したくない何らかの理由があるものと考えられます。

「あそこは今留守だな」と手に取るようにわかるのですから、悪い輩に悪用されないとも限りません。

そこまで考えないといけないのは世知辛い世の中、でも納得できます。

 

今の時代、10年前では考えられないほど個人情報を厳しく管理しないといけない時代になりました。

ペットの情報も、飼い主さんの個人情報として取り扱わなければいけない時代がやってきたのかもしれません。

 

ペットホテル動画の改革

 

ペットホテル中のボーダーコリー

 

そこで考えました。

今まで、ペットホテル動画では2〜3匹ごとに別々に撮り、犬たちの名前を連呼し、YouTubeの説明文にも、それぞれ犬たちの名前を書いていました。

もちろんブログの方も、お客様が愛犬の動画がどれかわかりやすいように、動画の上に犬たちの名前を書いていました。

犬たちの名前を書くのは、飼い主さんが愛犬の動画を見つけやすくするためです。

飼い主さんは自分の愛犬以外に興味ありませんから。笑

 

本来、一番いいのはお客さまに個別にメールやLINEなどで毎日動画をお送りすることです。

でも、それが2〜3匹なら可能ですが、多くなると物理的に難しくなります。

スタッフで手分けして、それぞれ個人のスマホでそれを頼むことなど、これまた今の世の中、頼めるはずがありません。

私がするしかないのですが、たとえば昨日もペットホテルに11匹来てくれています。

これがGW、お盆、年末になりますと2〜3倍くらいに増えますから、個別にお送りするのはやはり不可能です。

 

で、今のスタイルで名前を書かなくても動画を見つけやすくするにはどうすればいいか。

そこで、ドローン風撮影とでも言いましょうか、その日ペットホテルに来ている子たちを、一気に全員撮ることにしました。

飼い主さんは愛犬のことは一目見れば分かるはずですから。

似てる子が来たらどうだろう、たまにいますからね、瓜ふたつの子が。

それはそれで楽しみですけど。

 

店の玄関から入って店頭のフリースペース.手前のトリミング室、奥のトリミング室と一気に撮ります。

お客さまの愛犬は、そのどこかに必ずいるのですから、あとは見つけていただくだけ。

しかも、この撮り方のほうが、それぞれ犬たちの過ごし方が分かりやすいんですよね。

 

それを1日2〜3本時間帯に分けて撮ります。

そうすることで、飼い主さんが愛犬の動画を探す必要がなくなりますから、つまり名前を書かなくて済みます。

ちなみに、下の動画はそのやり方で昨日撮ったものです。

 

昨日の11匹の犬たちが、全員写っています。

そこにトリミングの子と、うちの桜子と雪子も映っています。

店中、犬だらけです。当たり前ですが。

よろしければ一度ご覧になってみてください。

1匹だけ、レイザーラモンHGのような動きをしている子がいますが、お気になさらずに。

どうぞ。↓

 

 

 

犬たちの過ごし方、わかりやすくないですか?

一つだけ間違いないのは、おっさん(私)の声が入ってないからスッキリしてます。

fuca豊中ペットホテルHP

ペット業界も、時代に即応して変わっていかないと。

どやさ。

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