おはようございます、あんさん(@kazuo_ansan)です。
数日前のことです。
朝起きて、スマホを見ると23時過ぎにお客様からの着信記録。
ご存知の方も多いでしょうが、23時といえば私にとっては夜中です。
そんな時間に直電…嫌な予感がしました。
<<下へ続く>>
初めての経験
まだAM3時前(私にとっては朝)でしたので、折り返し電話を我慢し、7時を過ぎてからかけたところ…
「昨夜、○○○が息を引き取りました」
闘病中、最近はトリミングも体調不良でキャンセルになったりしていたので心配はしてたのですが、まさかこんなに早く逝ってしまうなんて思いもしません。
飼い主さん曰く、人間も含めて身近な存在の「死」というのが初めての経験でパニックになってしまい、何をどうすればいいのかわからなくて思わず電話してしまった、ということでした。
出れなくて、ほんとごめんなさい。
愛犬が逝ってしまったら
上の写真、私たちの愛犬しじみの時もそうでしたが、悲しみの中、お別れの準備をすることほどつらいものはありません。
でも愛犬をきっちり送ってあげるところまでが、私たち飼い主の責任です。
亡骸を保冷し清めてあげる
できるだけきれいなままの姿で送ってあげるために、まずは亡骸の頭部と腹部を保冷剤や氷などで保冷します。
特に夏場は保冷剤を腹部の方へ多めに入れてください。
2時間ほどで硬直が始まりますので、その前に瞼を閉じてあげ、足を優しく折り曲げてあげてください。
足が突っ張ってしまうと、納棺時に入れてあげるのが困難になります。
そのあと、ガーセなどで身体を清めます。
汚物などが出てくる場合もありますので、できるだけきれいに拭いてあげてください。
清めた後は、タオルや毛布などで身体を包んであげて、大きさの合う箱に入れてあげます。
まだ汚物などが出てくる場合がありますので、箱の下にビニールなどを入れておくといいと思います。
火葬の手配
次は火葬の手配です。
公共の火葬場でペットの火葬をしてくれるかどうかは自治体によって異なります。
お骨を拾えるところもあれば、火葬だけのところもあります。
火葬だけといえばまだ聞こえはいいですが、つまり焼却です。
公営のメリットは、やはり価格でしょう。
数千円以内でおさまるところもあります。(その場合は複数火葬なのでお骨は拾えない場合が多いですが)
価格が安い分、送迎などはありませんし、持ち込みの時間などの制限があります。
お住いの行政に問い合わせてみてください。
愛犬の死の直後は、上記のお客様のようにパニックになってしまわれる方も多いと思いますので、できれば前もって調べておかれるほうがいいでしょう。
4年前のデータのようですがご参考までに→ 全国の公営ペット火葬場
できれば葬儀まで
調べた限り、公共の施設では火葬だけで、葬儀は行えません。
家族ですから、できれば葬儀を執り行ってあげたいと考える方も多いでしょう。
上の写真は、これもしじみの葬儀の様子です。
私たちは宝塚動物霊園でお願いしました。
葬儀から火葬〜骨上げまで、人間のそれと遜色ないほど手厚く送ってくださいました。
四十九日の時にいただいたご位牌。↓
送迎もしてくれますし、自宅での葬儀にも対応してくれます。
24時間電話対応してくれますので、必ず電話してから行くようにしてください。
対処法など、細かく説明してくれます。
例えば大阪であれば、「ペット 火葬 大阪」と検索すると業者さんがいっぱいヒットします。
最近特に増えました。
増えたのはいいのですが、怪しい会社が多すぎます。
やはり長く続いているこういうところが安心ですね。
ちなみに、上に書いたお客様も後日おっしゃっていましたが、豊中のfucaさんに教えてもらいましたといえば、若干の割引をしてくれたそうです。
そういえば昔、営業の人がパンフレットを置いていったような……。
まとめ
最愛の愛犬を亡くした時、悲しみのあまり何もできなくなってしまいがちです。
でも、きっちり見送ってあげることは、今まで無償の愛を与え続けてくれた愛犬にできる恩返しです。
これほどつらい務めはありませんが、最高の愛情を込めて見送ってあげてください。
それが私たち飼い主の使命です。
関連してこちらもぜひご覧ください。↓
ペットロスの人を支え続ける「虹の橋」〜直訳オリジナルver.
どやさ。
]]>
Pingback: ペットロスの人を支え続ける「虹の橋」〜直訳オリジナルver. | 愛犬と「幸せ家族」になるブログ〜DOG WEB