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「教えてきただきたいことが・・・」のアンケートに本当にたくさんのご回答をいただきありがとうございます。今のところ、インターネットを楽しむのは21時〜24時という方が圧倒的なんですね。ぼくはその時間はほぼすっかり夢の中なのに。期限は今週末までに設定していますので、引き続きご協力をお願いします。 というか、何が嬉しかったって、犬を飼ってませんとか、猫派ですとか、そんな人たちも読んでいただいているのがわかったことと、予想していなかった温かなコメントをたくさんいただいたこと。このブログはコメント欄を設置していないので、昨日のアンケートのところでいただいたコメントがなんだか新鮮で嬉しくて、このブログ書いててよかったって心から思って感動したりして、よーしこれからも頑張ろうてなりました。単純だなぁ。 そんな昨日の早朝、コーヒーを買いに行った近くのコンビニ店前。その隅っこで地べたに腰掛けている老人はスポーツ新聞を読みふけり、その横で幟を立てるための土台のようなものにリードを引っ掛けた状態で繋がれている老人の飼い犬であろう雑種の、こちらも老犬が静かに佇んでいたのです。   IMG_4601   この画が目に飛び込んできた瞬間、なんとも言えない感情がこみ上げてきて。愛しさと切なさというか、心強さはなかったのだけど(若い人にはわからないかな)、なんて表現すればいいのかわからないその感情に急かされるように思わず写真を撮ってしまいました。そこからこの画が頭から離れず、ついには頭の中でぐるぐると妄想が始まってしまうのです。 おじいさんは新聞を読みながらそのまま立ち上がり、ゆっくりと家の方に向かって歩き出す。交差点に差しかかったその時、おじいさんは新聞に夢中で信号が赤に変わったことに気づかない。そこに右手から猛スピードで近づいてくるトラック。危ない!おじいさんが車に轢かれそうになったその瞬間、ハナコ(妄想名です)は刹那その前に飛び出し自分の命と引き換えにおじいさんを守ろうとするんだきっと。 逆でもそうかもしれないな。おじいさんは青信号で渡っている。そこに信号無視で交差点に進入してきた暴走右折車。トボトボと横を歩いていたハナコがその暴走車に巻き込まれそうになったその瞬間、おじいさんはとっさにハナコに覆いかぶさり・・・ハナコ・・ハナコ・・・無事か、よかった・・ガクッ、とか。もう縁起でもないことばかりが、こうぐるぐる。なんでぼくの妄想はどちらかを悲しい結末にしようとするのかは自分でもよくわかりません。 人間関係だってまさしくそうですけど、愛犬との距離感はまさにそう、ひっつきすぎても離れすぎてもいけない絶妙な距離感というのを保つことが重要じゃないですか。それができると、その関係は見事に想い通りに成就すると思うのです。写真を見ていただいたらわかると思いますけど、老人と老犬の良好な関係を見事に表しているこの距離感が絶妙すぎて、こういう妄想を生んだのかもしれません。で、妄想はまだ続く。 悲しい結末はやめておこう。おじいさんは一命を取り留めたものの一切の記憶をなくしてしまう。犬の首輪に付いている畜犬登録の鑑札を頼りに身元を調べる警察。そこで判明したハナコの元飼い主はなんとこのあたりを地元とする大物政治家N代議士、しかも次期総理候補だった。チャララーン。ふんぎゃーと驚く担当の若手警察官。 そのお屋敷にハナコを連れて事情を聴きに行くも、なぜかそんな犬は知らないと言い張るN代議士。さらに示し合わせたかのように口を閉ざす秘書や関係者たち。そして警察官がこのおじいさんの写真を見せた途端、N代議士は顔をこわばらせ明らかな狼狽を見せる。ハナコとN代議士の間にはいったい何が、そしてこの爺さんの正体は・・・。続く。 ウソです、続きません。どやさ。

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