さまざまな理由で保護施設にやってくる犬たち。その魂の輝きを捉えたポートレート集。本当に犬たちの表情が美しいのです。拙著で大変お世話になったフリー編集者の武藤郁子さんが編集に関わられた「SHELTER dogs」。見ているだけで涙が出てきます。 いくら美しくても、保護施設になんて行かない方がいいに決まってる。一生暖かい家庭で家族と一緒に過ごせる方がいいに決まってる。だからお願いです。犬を飼う前にもう一度確認してください。犬とのご縁を探す前にするべきこと10か条です。 1家族全員が動物が好きなこと 2世話をする時間と体力があること 3ペットを飼える住宅に住んでいること 4動物アレルギーがないこと 5毎日の世話を10年以上継続できること 6引っ越しや転勤の予定がないこと 7しつけと周囲への配慮ができること 8経済的な負担も考えること 9高齢になった動物の介護をする心構えがあること 10飼えなくなった場合の受け皿を考えておくこと ※財団法人日本動物愛護協会が提唱する飼い主に必要な10か条より 保護活動を精力的にされている皆さんには、本当に頭が下がります。でもそんな活動をしなくていい世の中になることが、きっと皆さん共通の最終目標です。人間のエゴを正し、慈愛の精神を育てることが先なんでしょうが、それができたら戦争なんてなくなるにちがいない、それくらい難しいことかもしれません。 大きなことはできなくても、毎日自分の心の持ちようだけでも正し、それを周りの親しい人たちだけにでも行動で伝えていこう。犬たちの表情を見るだけでそういう気持ちにさせるこの写真集。こういう意義のある本の編集に携われた武藤さん、そして何より出版社にも頭が下がります。 どうか犬を飼っていない皆様も、ひとつでも多くの命を救うために、上の「犬を飼う前にするべきこと10か条」を友人の皆さんへ広めていっていただけることをお願いいたします。あ、ついでと言ってはなんですが、下の似顔絵バナーの応援クリックもくれぐれもよろしくお願いします。( ̄▽ ̄)↓]]>