←まずはポチッと。 いつものように動画で発表したプレゼント企画の当選者様が青森県の方だったのを知って驚いた昨日。外れた方には申し訳ないのですが、青森の方にまでこのバカブログを読んでもらえてたことがなんだか少し嬉しかったのです。で、ウキウキ調子よく送迎を回り、助手席のこの写真を撮ってインスタグラム(これからはインスタの時代だそうだから)に載せた30分後、事件は起きました。 夕方の送迎で3組4匹のお犬様を車に乗せ、まず1軒目の送迎を終えました。そこから15分ほどの2軒目の送迎のお家へ着く寸前、愛用のiPhone6がないことに気づきます。あれ?椅子の下にでも落ちたのかな? 時刻はすでに午後7時前。外は暗くなっています。車を停めて車内灯をつけ、椅子の下や隙間などをくまなく探してみましたが見つかりません。こういう時に便利なのが、Bluetooth機能。iPhoneを持っていれば、車に乗りエンジンをかけると自動的につないでくれます。 一旦エンジンを切りました。そして再びかけます。Bluetoothでナビ画面と繋がったら車内にあるということです。ところがいつもの優しい女性の声で自動ガイダンスが流れます。「つながりません、携帯電話を忘れていませんか?」え……ないということか……え? ふんぎゃー。落とした。1軒目のお宅に行った時には持っていたのを覚えています。車を降りたのはそこだけ。落としたのはあそこ以外考えられない。電話して聞いてみよう。ふんぎゃー。その電話がないんだった。よし、店からかけてもらおう。ふんぎゃー。店に連絡できない。とりあえず、2軒目のこの子を送ろう。ふんぎゃー。マンションの電話番号も部屋番号もiPhoneがないとわからない。 と、悶絶すること約1分。暗くなってるし、カバーは黒だし、落ちていても誰も気づかないはず。まだそこに落ちたままになっているはず。犬たちを乗せたまま、急いで1軒目のお宅の前まで戻ります。10分弱で到着。車を停めたところをくまなく探しました。ところが、ない……。 さて困った。2軒目の子の部屋番号もわからない。iPhoneに情報を集約しているとこういう時に困りますねぇ。アナログに記録しておくことも大事だなぁ。気づかせてもらったなぁ。と得心してる場合じゃなく、iPhoneがない現実に呆然とするぼく。 でも凹んでる場合じゃない。まずこの子たちをすぐに送らないと。1軒目のお宅のインターホンを鳴らし、不思議そうに出てこられたお客さんに事の顛末を簡略に話し、電話をお借りし店に連絡しました。そしてお客さんの情報はゲット。先生(奥です)にiPhoneに電話をかけてみてくれるように頼み、まず残り2軒の送迎を回ります。 運転中も頭の中は「iPhone、iPhone、ああぼくのiPhoneちゃん……」。こういう時、性善説でいい方に考えてしまいたくなります。きっと誰かが拾ってくれているに違いない。先生がかけた電話に出てくれて、今頃はきっとありかがわかっているに違いない。 送迎を終え、店に戻ります。その時の先生の第一声。「やっぱりみつかれへんの?」うわー、連絡ないんやー。先生がいうところ、電話をかけたら1度目は長くコールしたけど誰も出なかった。もう一度かけてみたら、電源を切られてた。ふんぎゃー。何でやねーん。電源切るのは何でやねーん。 もう1軒、最後の送迎が残っていたのでまずそちらに行きます。時刻は午後8時。そしてその帰りに地元、豊中曽根の交番に寄り落し物の届けを出しました。同じタイミングで隣では3人の女性が駅前に置いていた娘の自転車を盗まれたと届けを出しておられました。 iPhoneを落とした場所、ほかに入っているものなどを詳細に説明し、遺失物の照会をしてもらいます。ぼくの目の前で電話で話している警察官のお兄ちゃん。その時「あ、そうですか、東豊中の交番ですね、わかりました」と言ってぼくに指でオーケーサイン。 え?あったの?電話を切り、そのお兄ちゃんが「届けられてるようです、東豊中の交番です」と。間違いない。だって落としたのは東豊中ですがな。わははは。あったー。と嬉しくなったその時、横の女性3人から拍手が沸き起こりました。これほんと。わははは。 と、そこから東豊中の交番までまた走り、結局帰ってきたのは9時半。いつもなら寝てる時間やがな、ああしんど。でもあってよかった。拾ってくれた人は名前も告げずだったそうです。さすがやなぁ。日本って素晴らしいなぁ。指紋認証ロックがかかっているにせよ、情報管理対策というものを改めて考えさせられた昨日でした。どやさ。 くだらない事件の顛末、最後まで読んでもらってありがとうございます。あってよかったねで下のデカイ似顔バナーをポチッといただけますと歓喜します。↓]]>