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 ←まずはポチッと。   IMG_9275 のコピー 2   2015年には猫の飼育数が犬の飼育数を超えるだろう予想されていたのですが、なんと、犬が踏ん張りました(笑)。猫の飼育数が前年比0,9%減に転じ、犬の飼育数も前年比減ですがその割合に若干ブレーキがかかり、なんとか首位の座をキープしたそうです。 昨年あたりから猫のメディア露出(特にCM)が突然増えて、いわゆる猫ブーム。かわいいですものね。もう20年前のことになりますが、猫を6匹飼っていたことがあるので(犬も3匹いたけど)、そのかわいさも癒し効果がハンパないこともよく知っています。 猫は隙を見つけては自由に外を走り回り、2〜3日家を空けて帰ってこないなんてザラ。でもきっちり家には帰ってきます。まるであちこちの愛人の家を渡り歩く不良オヤジのようです。特に発情期はそれが顕著になります。だから去勢避妊をしていないと、すぐに子供ができちゃいます。やっぱり不良オヤジです。 その上、猫はその気になれば年に3回出産できるという、つまり飼い主がきっちりと管理してあげないと、どんどん増えていくのです。次の調査で飼育数はおそらく逆転するのでしょうが、その要因はそういったところにもあります。ちなみに殺処分数も猫が圧倒的に多い原因も根本はそこにあります。 そこにこのブームです。Facebookなどネット上にもかわいい猫たちの動画が溢れています。それはそれはもうものすっごくかわいい。昨日もテレビで猫の特番をしていましたし、あの癒しのCMを見てたまらなくなり、飼う人も大勢いることでしょう。 でも年に3回出産するとか、ちゃんと飼ってあげないとまるで不良オヤジのようになるとか、新しく猫を飼われる方の中で、そういったことを前もって知っている人がどれだけいるのか、そこは疑問です。出会いがもしもペットショップなら、店員がどこまできっちり説明できるかも同じくです。 「かわいい いっしゅん せわ いっしょう」2012年度日本動物園水族館協会の動物愛護標語コンクール、環境大臣賞を受賞した標語です。どうかこのブームで不幸な子たちが増えませんように。犬も猫も、自分で飼い主を選べれるようになったらいいのに。と強く思う今日この頃。

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