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 ←まずはポチッと。   先日霊体験のことを書いたら、ホラー話を聞きたいというドMな友人がいたので、ひとつだけ幽霊を見たお話。もうずっと昔にも1度書いたような記憶があるので、バカブログを長年読んでいただいている方はご存知かもしれません。しかも寒の戻りで真冬並みの寒さのこの時期なのに。まぁいいか。 25歳の頃だから今から約30年前の話なのですが、ちょうどお盆の時期だったと記憶してます。よくある話で嘘みたいなのは、時刻が草木も眠る丑三つ時の午前2時ちょうどだったこと。その時に時刻を確認して驚いたことをよく覚えているので間違いありません。 そこは当時お付き合いをしていた彼女(奥ではありません)のマンションでした。マンション1階の部屋でダイスケという犬(雑種)がいたのですが、そのダイスケが風呂場ドアの下の壁部分をやたら掘るのがクセで、ついにその壁が貫通し風呂場浴槽下の土の部分が見えたその日、幽霊は現れました。 すでに寝ていたのですが、玄関の方で普段は本当になかないダイスケがクンクンなく声で目が覚めました。「どうしたんや?」とダイスケの方を見ると、風呂場ドアの前にボ〜ッと白っぽいものが見えます。「ん?」と目をこすってよく見てみると、その白っぽいものが次第にハッキリと見えだしました。 今でも顔までハッキリ覚えていますが、グリーンのスーツを着た肩まである長い黒髪の若い女性。あれ?誰やあれ?あれ…?と思った瞬間、そのグリーンのスーツを着た女性がこちらの方に、ス~~っと流れるように向かって来ました。うそやろ…おいおい…まじか…。 一気に目が覚め、やっとそれがこの世のものではないと気づき、反射的に電気をつけた途端、その姿はパッと消えました。電気をつけたことで目を覚ました彼女が「どうしたん?」と聞いてきましたが、話すと怖がるだろうし、怖がられるとこっちはもっと怖くなりそうに思ったので「なんもない」と言ってまた床に入りましたが、寝れるわけがありません。 犬とか赤ちゃんには幽霊が見えたりするという話を聞いたことがありますが、その時クンクン鳴き出したダイスケには見えていたのかも知れません。どうしても引っかかるのが、その当日にダイスケが開けた壁の穴です。長い黒髪の女性が最初立っていたのもまさにその位置でした。そこに何かあるような……。 そこに穴を掘るのに必死になっていたこと自体、今考えると何か不自然なんですよね。ここ掘れワンワンではありませんが、何かその下にあることがわかって掘っていたような気がしてならないのです。うーー、あかん、書いてて寒くなってきた。今さらだけど。 そうか、ということはこいつらにも見えるはず。幽霊が出たら是非その時はすぐに教えてほしいものです。と、この文面に合う写真を探していたらしーちゃんが写ってるのをまた見つけました。しーちゃんの涙焼けがない時期のやなぁ。べっぴんやなぁ。懐かしいなぁ。   20100225044449108   しーちゃんの幽霊ならすぐにぎゅっと抱きしめる。その時のBGMは映画「ゴースト」のUnchained Melodyで。どやさ。今日もポチッと!]]>