前回まで、実際に自宅開業をされた皆さんを3軒続けてご紹介してきましたが、自宅開業だけではなく店舗で開業された方もたくさんいらっしゃいます。
そちらのご紹介も追ってさせていただきますが、短期の、それも通信教育において独立開業を実現され今もご活躍の皆さんに共通する大きなポイントがあります。 それは、ほとんどの皆さんが勉強を始められる時点もしくは実習に来られた時点で、すでに具体的な開業計画を持たれているということです。 例えば今日は2月28日ですが、今日初めて実習に来られた方が「夏、遅くても9月にお店をオープンします」という具体的な時期を設定されているということです。 それもこちらが、え?え?と聞きなおすほど短期間の目標を設定されて来られます。 そして決まって皆さん、単位を習得した後も弊店に通われ手伝いながら(もちろん無給です)現場を勉強され、同時にお店の準備を進め、見事に目標設定通りに開業されていきます。 具体的な目標日程を設定されている方と、いつかやりたい・・・という方には結果に歴然とした差ができます。 そういえば、私ごとで恐縮ですが、私たち夫婦がお店を始めた時もそうでした。 12月にお店をしたいと決め、1月に準備を始め7月にオープン、スピード感に溢れていました。 友人の「売らないから売れる!」著者で一流の経営者でもある「タオルをまかせたろドットコム」株式会社京都工芸代表の寺田元氏がいつも言っている「行動の中に感動がある!」です。 ※これから起業を考えておられる皆さんにオススメの一冊です。 そして開業はゴールではなくあくまでもスタートだということをよく理解されているのも皆さんの共通点です。 皆さん無理な借金をせず初期投資を極力抑え、地道な形でスタートされているのですが、だからこそ現在廃業された方はまだ一組もいらっしゃいません。 ちなみに私たち夫婦の場合はほぼ蓄えのない状態でスタートしましたので、国民金融公庫(現在の日本政策金融公庫)さんにはお世話になりました。 このブログをご覧いただいている皆さんがどこまでの収入を求めるか、それにもよりますが、借り入れに頼らずまずは小さくスタートさせていらっしゃるのも皆さんの共通点です。 ここで皆さん気になられると思いますが、初期投資にいったいどれくらい必要なのか、またぶっちゃけ本音でどれほどの売り上げつまり収入が見込めるのか、とても重要なことですね。 ということで、次回からはいよいよお金の話に入ります。 ]]>