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スクリーンショット 2016-08-02 5.06.13SankeiNewsより

昨日はPLの花火大会でした。仕事が終わったのが花火が終わるくらいだったので行けるわけもなく、産経ニュースで動画を見せてもらいました。なんだかやっぱり少し規模が小さくなってきてるような気がします。 ご存知の方は少ないかもしれません。実は私、あそこの高校の出身です。だから高校3年間はいやが上でもあの花火を真下で見たわけです。いや、見せられたわけです。学園生は警備などのボランティア(PLでは献身と言います)をします。 敷地内に一般の観客が入ってこないように、あちらこちらに配備されるのです。ちなみにバカ親父は池の淵に配備されてた記憶があります。でもオープニングの献上花火に度肝を抜かれ、クライマックスの大連発には顔が熱くなるくらいの熱量に驚愕しました。真下で見るのはすごかった。警備なんてそっちのけです。 今年のクライマックス動画。1分7秒のところからです。※SankeiNewsより     でもね、裏事情を言うと色々あるのですよ。その警備もそうですが、花火大会が終わった翌日。学園生は敷地内の花火のカス広いに駆り出されます。PLには聖丘カントリーと光丘カントリーというゴルフ場が併設されていて(現在は経営母体変わったのかな?)、そのゴルフ場から花火を打ち上げてる。 だから花火芸術翌朝、ゴルフ場は打ち上げた花火の残骸で埋め尽くされてるわけです。その残骸を学園生が横一列に並び3列くらいになって拾っていくのです。上空から見たら人間掃除機みたいになってるんだろうなぁ。 学園生総出でやりますから、そんなに時間はかかりません。その残骸拾いが終わるといよいよ待ちに待った夏休み。世間の学校はとっくの昔に夏休みに入ってる時期ですが、この花火大会があるために中高生全員、学園に残っています。あそこは全寮制なので。 だから早く花火終わってくれと祈ってる(笑)。ところがです。もうひとつ大きな関門があります。高校野球です。地方大会で負けていれば、何事もなく帰省できます。これがどっこい。わたしらの頃も強かったんだまた。 のちに阪神に行く木戸、広島に行った西田に小早川、中日で活躍した金村、山中。まぁそうそうたるメンバーなもので。負けるわけがない。甲子園に行きはるわけです。それもご丁寧に連続で。ご存知だと思いますが、あそこは人文字応援ですから。それまた学園生総出です。 つまり甲子園が終わるまで帰省できない。内緒ですよ、言わないでくださいね。実はね、学園生の半分くらいは応援しながら。負けろ〜負けろ〜って祈ってます。人数を数えたわけじゃないけど、おそらく間違いないかと。だってまだ高校生だもの。仕方ないじゃない。 ところがこれがまたまたどっこい。優勝しちゃうほど強い。逆転のPLと呼ばれた頃です。だから結局、帰省できるのは甲子園大会決勝が終わった翌日、8月22〜23日頃ですか。正味の夏休みは1週間ほどしかありませんでした。ちなみにバカ親父卒業の3年後に桑田、清原のKKコンビが活躍します。 今となれば懐かしい思い出です。その野球部も休部になってしまって。花火芸術も縮小が囁かれています。栄枯盛衰は世の習いとは言いますが、なんだか寂しいなぁ。負けろ〜負けろ〜って思ってたバカ親父が言うのもどうかと思いますけど。どやさ。 ブログランキングに参加中です。下のバナーに応援クリックで一票いただけると喜びます。ポチッと。 ]]>