おはようございます、あんさんです。
今日の朝、トリミングに来てくれたミニチュアダックス女子のメルちゃん。１０歳。
うちの店がまだ子犬の予約販売をしていた頃、現在の飼い主さんからご依頼があり、ご縁をつながせてもらった子ですからもう１０年以上の付き合いになります。
小型犬の１０歳は人間に換算すると６３歳。還暦すぎです。どうでしょう。１０歳にしては若く見えるかなぁ。こんなものかなぁ。
ところが、メルちゃんはすごいのです。何がすごいかというと、これ。
この歯の美しさ。もう一度言いますが１０歳です。６３歳です。還暦すぎです。アンビリーバボーな輝き。全体。ジャジャーン。ガウウウ。
１日平均１５匹の犬たちが店に来てくれるとして、延べで年間およそ５千匹の犬たちと接するわけですが、こんな子はなかなかいません。１０歳でこれは驚異的です。
実は飼い主さんが歯医者さんなんです。毎日食後にせっせと歯磨きをしているんですって。職業柄、虫歯だけは許せないそうです。
いやぁ恐れ入りました。うちの風花なんてもうすっかり朽ちてしまって。ごめんよぉ。父ちゃんと母ちゃんのせいだヨォ。
子犬の頃から上手に歯磨きをされていますから、歯磨き中はすっかりおとなしいというメルちゃん。普通はそうはいきません。
この写真を見て俄然ヤル気が出た飼い主さんが、そんなことされたことのない愛犬（成犬）に歯ブラシ持って「フフフフ」なんて近づいた日にゃ、まちがいなく全力で逃走することでしょう。
そこは奥さん。だましだまし、始めないと。店に置いてますが、これでしょう。
テレレッテレー♪「おくちブラシーーー！」
指サックの先端がブラシになっているタイプですね。歯ブラシより力が入りますし、まずは飼い主さんの指を愛犬のくちの中に入れるところから始めて徐々に本丸に近づいていきましょう。
だましだましですよ。だましだまし。これです。↓
歯磨き粉なんて別にいらないです。お水で濡らしてゴシゴシしていれば十分。歯は大事です。メルちゃんは特別として、手遅れになる前に、ケアしてあげてくださいね。
何度も言います。歯磨き粉なんていらないです。いらないですよ。水でいいです。でもどうしてもとおっしゃる場合は、言ってください。店に置いてます。
売る気満々。どやさ。
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