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おはようございます、あんさんです。

この頃、なんだかんだと頭こんがらがりながら書く記事が多くなってきましたが、ブログはかれこれ11年くらい前から書いています。

書いてますといっても、まめに更新しだしたのはここ1年ちょい。気まぐれ更新の時期も長かったので大した数ではないのですが、そんな中で風花のことを書いた記事がやけに少ないことに気づいたのです。

 

 

風花も14歳。

風花がいなかったら店は「fuca」という名前にはならなかったし、もちろん㈱オフィス風花も、ひょっとしたら店自体が出来ていないかも知れない、私たちにとって人生を左右した犬であることは間違いないのです。

 

 

先生(奥です)のトリマー専門学校時代の友人が経営する和歌山のブリーダー兼ペットショップで生まれた1匹のミニチュアダックスフンドの女の子。

生まれてすぐ親犬に噛まれて右後肢、膝から下を無くしてしまいます。だからこそ売られず(売れず)にいたその子をたまたま店に行き見つけた先生が一目惚れし、友人から譲り受けたのが風花でした。

ちなみにこの時、私と先生はまだ知り合っていません。この後登場、乞うご期待。へへへ。

 

 

女手ひとつで思春期の男の子2人を育て中、生活するだけで精一杯だった先生は、そんな風花との出会いで犬への愛情を再確認し、若い頃に描いていた「自分の店を持ちたい」という夢が蘇ってくるのです。

でも店舗経営なんて経験したこともなければ、開店資金もない。そこに突然、共通の友人の紹介で登場するのが私です。(ビジネスじゃないですよ。普通に紹介。自分ら付き合ったらええねん、的な。あはは。)

 

 

ところが私はといえば、経営経験だけはいっちょまえにあるのだけど、こちらもちょうど失敗続きでややこしい真っ只中(もう人生終わったと思ってた時期)で無一文。

先生は、「そんなこと言いながらちょっとは持ってるんだろう」と思ってたらしいですけど。ふふ。甘いわ。

これを書き出すと本1冊分くらい長くなるので、今日はそのへんの話は置いておきますが、その三者三様の人生(風花は犬生)が交差した出会いが「ドッグサロンfuca」の始まりでした。

 

 

2004年7月に店がオープンした当初、先生と私と風花でトリミング室にマットを敷いて寝泊まりしながら、お風呂はドッグバス、食卓は衣装ケース、かぐや姫の「赤ちょうちん」みたいなことをしていました。

赤ちょうちんの歌詞と違うのは若くないとこ。

でも、一匹の仔犬との出会いがきっかけをくれて、支えになってくれたことは紛れもない事実で、私たちにとってはまさに導師のような、天使のような、そんな風花なのです。顔怖いけど。

 

 

そのあと、ちょっとずつ増えていくファミリー。一番右のちっちゃいのは雪子(スタンダードプードル)です。

 

 

こんなにちっちゃくて愛らしかったのが、今ではこうなって……みんなでブログに登場しても目立つことこの上なく。

 

 

今日は風花の話なのに、結局こいつで終わるのか。

どやさ。

 

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