いやいや、それは違うと思うな。トリミングやペットホテルのお犬様送迎が少なく見積もって1日平均5匹とすると、某は11年間で延べ約2万匹を送迎した。ワオ。計算して自分でびっくり。送迎代100円もらったら200万円になるじゃないの。ワオワオ。安心してください。基本タダですよ。 そんな話ではなく、それだけのお犬様を車に乗せてきた経験上で言わせて貰うと、車酔いする子は10分の1ほどだ。来年から正式に記録をつけて行ってみようかな。でもこの数字には自信がある。確率はそんなものだ。ただ何を持って車酔いとするかもあるけど。犬たちは酔うとしきりに空あくびをする。嘔吐ではなくこれを車酔いとするのであれば、確率は倍程に上がる。 その車酔いに困っておられる犬たちと飼い主の皆さんへ、2万匹を乗せた某からちょっとしたコツをいくつかご紹介する。まず、人間と同じく車酔いの原因のほとんどは揺れ。乱暴な運転をすればすぐ酔ってしまう子も、そおっとそお〜っと運転するだけで酔うまでの時間が少し伸びる。特に肝心なのは、スタートとストップ。グイ〜ンと加速することなく、ゆっくりスタート。止まる時もカクンとならないようにそ〜っと止まる。これが基本だ。 それから犬たちは人間よりも遥かに平衡感覚が優れているので逆に酔いやすいという。つまり、車の中でフリーにしていると必死に平衡感覚を保とうとするので酔いやすくなるというわけだ。だから車の中ではクレートに入れたり、カゴを置いて固定したり、今はシートベルトをできるタイプのものもある。そこに入れて走るというのも対策になる。ちなみに送迎車の助手席に置いている。 もし愛犬がまだ子犬であれば、今のうちに慣らしていくことをお勧めする。子犬のうちは、まずほとんどの子が酔わない。いつも不思議に思うのですけど本当。なのでその間に適度な休憩を挟みながらドライブの距離を伸ばして慣らしていくのがいい。車に乗った時に一度でも酔う体験をしてしまうと、その記憶を学習してしまい「車に乗る=車酔い」という刷り込みが行われ、乗るといつも酔ってしまうことが多い。 今は犬の車酔い対策用の薬もある。この場合はかかりつけの獣医さんに相談してから飲ませてあげるようにしましょう。家族だから、出かける時も一緒に連れて行ってあげたい。でも車酔いするからかわいそう。でも連れて行きたい。でもかわいそう。でも・・・というジレンマから解放されるべく、いろいろ試されてみてはいかがでしょうか。 ほら、雪子のこのどや顔。家族と一緒に出かける時、犬たちはもうそれはそれは嬉しくてドキドキワクワクなのです。 どやさ。↓]]>