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チャンミン(パピヨン)

幼稚園年少さんの頃から我が家には犬がいたから、もう犬歴は50年以上になる。20代から30代にかけて2度離婚し、仕事で横浜にいたり中国にいたり、大阪にいてもあちらこちらの別宅に出没していた(笑)が、不思議と犬との生活が途切れることはなかった。途中、猫を6匹飼っていたことがあったが、犬も3匹いた。 ただトリミングというものに出したのは20代に飼っていたシベリアンハスキーが初めてで、それ以前はトリミングに出した記憶がない。部屋で一緒に生活したとなるともっと後半で、30代前半だったか別宅にいたマルチーズ?ヨーキー?ダメだ、思い出せない。消したい過去は脳が自動的に削除してるみたい。 日本で、犬たちと人との生活ベースの距離がグンと近づいたのは、ついここ20年くらいではないだろうか。地方に行けば未だ外に繋がれている犬たちは多いが、都市部では見かけることが少なくなってきた気がする。つい先日、川西市(都市部になると思うけど)で外飼いのミニチュアダックスを見かけて驚いた。 番犬にしてるのかなぁ…と思ったら、近所の友人に聞くと家の中だとうるさいからという理由らしい。犬たちは飼い主を選べない。かわいそうだと思ったが、よくよく考えてみれば自分だって若い頃は外飼いをしていたんだった。うるさいからじゃなかったが、毛が抜けるし臭いしそれが普通だと思っていたから。 「うるさいから」も「毛が抜けるから」も「臭いから」も理由としてどっちもどっち、同じレベルで変わらない。人のこと言えないなぁ。ひとつだけ言い訳をすると、トリミングの店が近くには全くなかった。あれば出していたかな?家の中で一緒に住んだかな?正直わからない。昔の私はそんな程度だった。いや、そうだった人の方が圧倒的に多かったように思う。 ここ20年で私たちの犬に対する意識も随分変わった。ペットから家族になり、一緒に旅行に行き同じ部屋に泊まり、犬の幼稚園があり、おしゃれなカフェに一緒に入れるようにもなった。トリミングも洗うだけではなく、チョーカーやリボンやバンダナをつけてもらったり、コロンをシュッとかけてみたり。それが普通になってきた。変われば変わるものだ。 毛も抜けず、臭くもなくなるから家でも一緒にくつろげる。大事だなぁ。吠えるのがうるさいのはひと昔前ならトレーナーの役割になるのだろうが、今はもう愛犬家総トレーナー時代に向かっていると思うのだ。いや、そうでないといけない時代になってくる。巷にはしつけ本が溢れ、インターネットで検索すればしつけの方法が山のようにヒットする。どんな問題行動でも必ず解決策や方法が載っている。 要は、私たち飼い主のやる気の問題だけなのだ。やる気さえあれば必ず解決できる。最初犬を家に迎える時はもっとワクワクしていたはずのご家族が、何かしらの問題が発生したことで変わってしまったということが非常に多い。それが毛が抜けるだったり臭いだったり吠えるだったり噛むだったり、理由はバラバラだけど。 トリミングは当たり前だが、しつけを諦めることなく、家の中で一緒はもちろん、人と犬お互いが心から癒される楽しい関係、まさに「幸せ家族」になるためにその問題解決の糸口を見つけてあげること。もう一度そこを目指して頑張ってみるという、やる気を思い出させてあげること。それがこれからのドッグサロンの役割、使命だと思う。そしてさらに、もっとそういうサロンを増やしていくのが私の使命なのです。はい。 ということで、今週末に京都で無料セミナーをします。2月13日(土)、詳しくはヒューマンアカデミーさんがこちらにセミナーご案内ページを作られています(今見つけたとこですけど)。このセミナーではサロン独立に関連する資格の取り方や開業の方法、この業界で仕事をするにあたってのポイントなどをいろいろお話させていただきます。 今回はヒューマンアカデミーの講座を受講されていなくても受講できます。このブログの、PCだと左側スマホ携帯なら下の「お問い合わせ」から、お問い合わせ内容に「2月13日のセミナー受講希望」と書いて必須事項だけ記入して送っていただければ、ヒューマンさんにはこちらから受講申し込みをしておきます。 つまり告知です。それはいいとして、ランキングはさほど変わらないのですが、ポイントはじわりじわりと伸びています。おかげさまです。本当にありがとうございます。何事もコツコツに勝るものはありませんですね。これからも更新頑張ります。ので!今日も応援の清き一票のポチ!どやさ。]]>