13年前、先生(奥です)の友人のブリーダーさんとこからやってきた風花(ミニチュアダックス)も今年13歳になリます。母犬が興奮して生まれたばかりの風花を噛んでしまい、右後肢をなくした風花は、そのおかげ?で安藤家の一員になりました。 そのトラブルがなければ他の兄弟たちと一緒に普通に売られ、他の家に行っていたことは間違いありません。ひょっとしたら、ものすごいお金持ちの家に飼われていてベルサイユ宮殿みたいな家に住んでたりしたかも。ベルサイユ宮殿て例えが古いけど。どっちが良かったかはわかりませんが、とにかくその事故があったから家族になれたというのはやっぱり縁としか説明できません。 しじみも同じく、そのブリーダーさんとこから来ました。今になれば考えられないことですが、当初うちの店では子犬の販売をしていました。オープン初日、シーズーの子犬を2匹だけ連れて来てもらって、店で販売していたのです。そのうちの1匹がしじみでした。 姉妹の方がはうちの近所のお寿司やさんに行きました。ちっちゃくて可愛かった。そして大きくてブチャイクだったシーちゃんは2ヶ月経っても3ヶ月経っても声がかかりません。当初はシーズーだからシーちゃんと読んでいたのですが、そうなると、もう完全に情が移ってしまって、売るのなんて考えられなくなってきて。 やめやめ。もう売るのやーめた。シーちゃん、しのつく名前、色が貝のしじみみたいだから「しじみ」にしよう。よし、今日からしじみはうちの子。となって、同時に子犬の店頭販売にものすごく違和感を感じ、それ以来子犬の店頭販売はやめ、完全予約販売に切り替えました。その予約販売の方もその4年後には辞めることになるのですけど。 シーちゃんはそうやって家族になりました。実は売れ残った子でした。ひょっとしたら偶然店の前を通りかかった誰かと縁が繋がっていたかもしれない。それは獣医さんだったりして、そうなっていたらもっと長生きできたのかなぁ。とか、いろいろ考えてしまいますが、これも縁としか説明がつきません。 桜子は。生後8ヶ月くらいだったと思いますが、お付き合いのあった警察犬訓練士の先生のところで売れ残った子。雪子も同じようなもの。実はうちの愛犬たちはあちらこちらの売れ残り軍団です。わははは。売れ残り軍団、自分で書いて笑ってしまった。 でもその売れ残り軍団のおかげで、先生とつながり、今の店があります。今の友人の皆さんとの縁も間違いなく愛犬風花から始まり、愛犬たちが紡いでくれたものです。風花、しーちゃん、さくら、雪子、売れ残ってくれてありがとう、うちの子になってくれてありがとう、素晴らしい縁を紡いでくれて本当にありがとう。 これからも安藤家をよろしくお願いします。そしてこの記事がおもしろかったら、下のデカイ似顔のブログランキングバナーをポチッとお願いします。そちらの縁も喜びます。↓]]>