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本所おけら長屋シリーズで20万部越えのベストセラー作家、畠山健二氏の新著「下町呑んだくれグルメ道」を晩酌のアテにするのが最近のマイブームです。吉田類の酒場放浪記を見ながらというのもオツなんですが、この本がまた酒に合うったらない。
エッセーなんです。ところがこれが文学なんだなぁ。プロの凄みを見せつけられます。自信喪失してます。自信あったんか〜い、というとこですが。ストリートファイトでそこそこイケると自信持ってたバカ造が、プロのボクサーに完膚なきまでに打ちのめされる。昔懐かし、ガチンコファイトクラブな気分です。
この本だけは、本好きな方には是非一度手にとって読んでいただきたいと思います。プロの技を堪能してください。
一昨日、22ページの「うなぎ」を読んでいる時、ちょうど明日が土用の丑の日なのを思い出しました。こりゃ食べないと。その中で「スーパーのしけた鰻しか食ったことがねぇ野郎」みたいな表記がありまして。ここに食いつきました。
ちょいちょい先生。筆力は神様ですがね。ちょっと待ってくださいよ。ここだけは言わしてもらいますがね。スーパーのしけた鰻だって、あることをちょちょいとするだけで国産の高級鰻のようにフワッフワになるんでがすよ。それが庶民の知恵というものですがな。
言葉がおかしくなってきましたが、とにかくスーパーのしけたウナギ、今回は中国産の安物が国産高級ウナギになる方法。2ヶ月ほど前だったか、それをテレビで見てすぐに試してみたのですが、これがびっくりの感動ものだったのです。昨日もそれをしたのでご紹介。
まずは安物のウナギについているタレと焦げを水で洗い流します。水道水で全然オーケー。で、キッチンペーパーで水分を拭き取り、フライパンにアルミホイールと新しいキッチンペーパーを敷き、その上にウナギを置きます。まだまだ安定の安物感。
そこに料理酒をまんべんなくふりかけ、キッチンペーパーに少々料理酒を垂らします。そして弱火で蒸す。
蒸すこと3分。はい出来上がり。
フワッフワや〜〜!すごい!とは先生(奥です)談。タレと焦げを丁寧に洗い流すのがミソなんだそうで。まぁ試してみてください。見事なまでに生まれ変わりますから。高級店のウナギって一尾食べたら5千円くらいするでしょ?それに近い食感です。食べたことないけど。
1人1尾食べれるって、なんて贅沢なんでしょう。ちなみにうなぎは犬たちにあげても大丈夫な食材なのですが、生はダメなんですって。うなぎの血がダメなんだそうです。人間にも良くないそうで。まぁ、うなぎを生であげようと考える人はまずいないだろうと思いますが念のため。
ということで、けんちゃん先生。しけたウナギもなかなかなものなんですから。今度作って試食させて、あ、げ、る。どやさ。
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