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IMG_2502 2   もうご存知の方も多いと思うが一応説明すると、24時間一緒にいるのがVIPコース。つまり家に連れて帰って一緒に寝るということ。もちろん嫌がられない限り一緒の布団で寝る。 家といってもお店の真上に借りている1LDKのマンションで本当に狭い。通常のペットホテルの犬たちはお店で寝ているので、何かあればすぐ対応できるようにここに住む。私たち以外にスタッフも同じマンションに住んでいる。 お店の真上でしかも安物のマンションだから音がよく聞こえるのも利点だ。草木も眠る丑三つ時。犬たちがワンワンと騒ぐ声で目が覚めることもある。すぐにWEBカメラで確認する。するとたまに幽霊らしき影が見える。うそです。 IMG_0218   話を戻します。狭いその部屋でVIPコースの犬たちと一緒に寝る。これがいい。犬たちにとって狭い家というのは大好物だ。なによりまず飼い主との距離が近い。飼い主じゃないけど。 たえず目が届く距離というのは犬にとって安心そのものだ。そして自分が守るべき縄張りも狭い方が楽だ。広い家で自由奔放に生活している犬もいるが、あれは飼い主さんの自己満足で、実は犬たちにとっては非常にストレスのたまる環境なのだ。負け惜しみではない。 縄張りが広すぎるのだ。パトロールが大変。あっちでゴトッと音がすれば見に行き、庭でガサガサと物音が聞こえたらワンワン警報で飼い主さんに知らせ、気が休まることがない。 広い家でも犬たちの生活する部屋を決める。もしくは畳1畳分ほどのサークルを用意しハウスにしてやる。それが一番だ。うちはそんなのを置いたら僕たちの寝る場所がなくなるから一緒に寝る。 そういえば、一緒の布団で寝てはいけないと書いてあるしつけ本もあった。全然平気だけどなぁ。ずっと一緒に寝ているが、それで犬との関係が悪化したことは一度もない。 また話が逸れました。だから何が言いたいのかというと、狭い家で一緒に寝る、犬たちにとってこれほどのVIPコースはないのです。狭い家で本当によかった。狭い家は犬たちにとってパラダイス。狭い家バンザ〜〜イ。 IMG_2506 2   書いてて虚しくなってきた。どやさ。]]>