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おはようございます、あんさん(@kazuo_ansan)です。

 

1週間ほど前に一旦終わって、ちょうど腰と膝がヤバイ時だったので、内心ホッとしたんですけど、今日からまた10日間、ケンタ(Gピレニーズ)のペットシッターの散歩依頼が入りました。

 

ペットシッター中のケンタ(グレートピレニーズ)

 

よだれで何か釣ってる……

 

運動が必要です。

ケンタじゃなくて私が。

ケンタに散歩に連れて行ってもらってるようなものです。

ケンタ、ありがとう。

 

ペットシッター中のケンタ(グレートピレニーズ)

 

ペットシッターのはじまり

1960年からというから驚きです。

日本は戦後の高度成長期、真っ只中ですね。

その時代に”ドッグウォーカー”としてアメリカで始まり、今は日本でも”ペットシッター”と言う呼び名で親しまれつつあります。

 

東京ではメジャーになってきたが

 

東京の方では需要が伸びています。

大阪はというと、まだまだかな。

検索してもヒットするのはほんのちょっとだけです。

出てくるのも、フランチャイズだったり、個人でされている方がほとんど。

フランチャイズ……

本部ばかりが儲かるシステムのイメージしかないなぁ。

 

乱立するペット関連通信講座

 

その代わりというか、たくさんヒットするのが「ペットシッターになろう!」的な宣伝です。

以前「通信教育だけで本当にトリマーになれるんですか?」の記事でも書きましたが、トリマーは高度な技術職ですから別。

でもペットシッターは犬が好きなら誰でもできるイメージがあります。

声を大にして言いたい。

 

ちがいます。

 

犬の散歩のアルバイトしませんか?

みたいなものまで見つけたんですが、とんでもないことです。

 

実際に現場で起きていること

 

仕事としてするなら、自治体の許認可も必要です。

これはさすがに代表者か誰かが取ってらっしゃるんでしょうけど。

それ以前の問題として、やはり知識とノウハウは必要ですよね。

 

「たかが散歩、されど散歩」なんです。

通信で自習して学べることも多くあります。

ただペット関連の業務に関しては、実戦練習は必須です。

 

トイプードルの散歩途中に前から大型犬がやってきた。

大型犬みんながカツオだったら問題はありません。笑

(参照:ゴールデンレトリバーのカツオのカテゴリー

でもそうではないのが現実。

 

逆の場合もあります。

例えば、冒頭に書きましたケンタ。

普段はとても温厚なんですが、スイッチがありまして。

”新聞配達の自転車”と”中型以上の犬”この2つが近づくと、ウォンウォン吠えて、ぐわーっと突進しようとします(ピレはワンワンじゃなくて超低音でウォンウォン)。

 

通勤通学の自転車には反応しないのに、新聞配達の自転車には必ず反応する。

何かトラウマがあるのでしょう。

ちょっと油断してたら、私より先に新聞配達を見つけて、ぐわーって。

実は、それで前回腰やられたんです。笑

 

大事なのはリスクヘッジ

 

犬たちにはそれぞれの性格やクセがあります。

特に、怖がりだったり、攻撃的な子は要注意。

お客さまの愛犬を怪我させることも、たまたま会った犬に怪我をさせることも考えられます。

あらゆる事態を想定しなければいけません。

それがペットシッターとしてのリスクヘッジです。

 

これは机上では学べないんですよね。

実践あるのみ。

もちろん、「通信教育だけで本当にトリマーになれるんですか?」にも書きましたように、独立してお客様から代金をいただき実践を重ねていくのが上達の早道なのは間違いありません。

でもその前に、基礎となる一通りの実践経験は積んでおくべきです。

 

「ペットシッター」検索結果から見えた実際

 

この記事を書く前に、通信だけで資格が取れる!と宣伝してるところをいくつか見てみました。

実習のあるところもありましたが、ないところが多いです。

自信満々にペットシッターの資格が取れる!と謳ってます。

 

資格が取れるというのに嘘はないでしょうが、資格を取るのと、仕事ができるというのはちがいます。

そもそも国家資格じゃないんですけどね。笑

だったら通信ではペットシッターになれないのかというと、そうではありません。

 

オススメの学校とまとめ

 

大事なのは、まちがいのない学校を選ぶことです。

そうなると、なにより実績と実習の有無がポイントになりますよね。

 

実際にどれだけのプロを生んでいるか。

そういう意味でダントツじゃないでしょうか。↓

ヒューマンアカデミー通信講座『たのまな』

たのまなのペット講座。

独立開業している人が多いのも特徴です。

 

実はこの業界で、どこか会社に属して勤めている人は、嫌になってやめる人が多いんです。

昔流行った言い方ですが意外と3K。

”きつい、汚い、給料安い”の3K。

犬が大好きだから、きつい汚いは我慢できる人がほとんどです。

でも、生活できないと続きません。

 

だから独立開業なんです。

犬が好きなら、この仕事にずっと携わりたいなら、それが一番。

独立開業については昨日の夕方更新した「会社勤めの皆さんへ。元気ですかー!ダーーー!」も関連記事です。

よければご一読ください。

 

もう一度言います。

「たかが犬の散歩、されど犬の散歩」です。

どやさ。

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