※この記事は2017年4月に改訂追記しました。
こんにちは、あんさん(@kazuo_ansan)です。
以前メールでご相談がありブログでお返事を書かせていただいたことがあるのですが、最近同じようなご相談を続けていただきましたので、ご参考までに改めてこちらに書いてみたいと思います。
※写真の柴犬とご相談は無関係です。
ご相談
Q ご相談があります。我が家の愛犬はボーダーコリーなのですが、ご飯とか食べ物の事になると、チョット体に触れただけでものすっごい敵意むき出しで噛み付いてきます。遠目から食事の度に声掛けするのですが全然ダメなんです。どう対処すればいいのでしょうか?
対策について
負の強化を正す
現在されている「遠くから声をかける」ということが、悪い方に強化されています。
愛犬にとってそれは「自分のご飯を取り上げようとしている」合図にしか聞こえていません。
そこでまず大事なのは、愛犬が食事をしている時は近づかないことです。
その部屋からいなくなってもいいと思います。
これは愛犬から逃げるということではありません。
この子の場合は防御のための攻撃性なので、まずは防御が必要じゃないような環境、愛犬が安心してご飯を食べることの出来る環境を作ることが先決です。
その後のレッスン
その上で、別の環境、場所、時間帯に1からレッスンをやってみます。
ご飯は飼い主さんから貰える一番のご褒美ですので、散歩の時や遊んでいる時、ご家族の言うことをきいた時にご褒美として手から直接フードを上げて下さい。
それが出来たら、今度はフードボールを持って手をボールに入れた状態でご褒美を上げてみます。
そうやって徐々に慣らしていき、最終的にはご飯のとき、飼い主さんがボールに手を入れたままでも食べるようにしていくのが目標です。
こういう食器もあります。
飼い主さんの手は、ご飯をくれる優しい手ということを教えてあげてください。
多少時間はかかりますが、レッスンは継続と忍耐が重要です。
がんばってください。
どやさ。
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