<2017年4月28日に改訂追記>
こんにちは、あんさんです。
あっという間に年老いていく愛犬たち。
愛犬風花も余命宣告を受けてしまった今。
モーテル形式でペット可、格安の宿
できるならずっと一緒にいたい。
犬たちと出かけたい。
犬たちといっぱい思い出を作りたい。
その思いが年々強くなり、仕事でも遊びでも使えるような車に買い換え、車中泊を始めたのが昨秋。
そして昨日、ある方から教えていただいたのがこれです。
旅籠屋という宿。
知りませんでした。こんなのあるんですね。
アメリカでいうモーテル、その日本版です。
格安で素泊まり(朝食付き)できる宿。
口コミで人気が出て、全国に拡大中でですって。
でも愛犬家にとって気にかかるのはペット可かどうか、ですよね。
日本ではまだまだまだ愛犬と一緒に泊まれる宿が少ない現状。
どうかなぁ。
早速調べました。
するとなんと。
可能!
だそうです。
どの施設も2〜3室はペットが同宿できるようにしているとか。
これは愛犬家にとってかなりの朗報です。
ただし!
「ペット同宿について」と題されたページをよく見てください。
そこにある文言に、納得と同時に憂います。
問われる愛犬家のマナー
以下、旅籠屋ホームページ、ペット同宿について記してあるページより引用。
いつも家族同様に暮らしているペットと一緒に旅行したいと考えるのは自然なこと、という主旨から「ファミリーロッジ旅籠屋」では、創業時より、ペット連れのご宿泊を受け入れてまいりました。こうした主旨をご理解いただき、充分なご配慮をいただける飼い主の方も多くいらっしゃいますが、残念ながら、ごく一部ではありますが、マナーや常識をわきまえないケースも散見されます。これは、必ずしもペットの種類や数や大きさとは関係のないことでございます。つきましては、すべてのお客様に快適にご宿泊いただくため、以下を同宿の条件とさせていただきます。
はじめは無条件で同宿OKだったようです。
ところが上記のように書かれています。
そして、心ない飼い主の存在で致し方なく条件付きになった経緯がさらに詳しく書かれています。
ペットの受け入れは飼い主の方の常識を信頼して成り立っております。ペットを愛し、しかもマナーをわきまえた方々に「普段着の旅」を楽しんでいただけることは、私どもにとっても大きな喜びです。
そのため、堅苦しい「規約」のようなものは定めず、ごく自然にご利用いただきたいと考えてまいりましたが、口コミで利用者が増えるに伴い、隠れてペットを連れてこられる方、汚しっぱなしで帰られる方、浴室で洗われる方、周囲のことをまったく気にされない方などが目立つようになっております。このままでは、ペット連れのお客様をすべてお断りしなければならなくなります。心ない一部のマナー違反のためにこうしたお願いをさせていただくのは誠に心苦しい限りですが、なにとぞ真意をご理解ください。
日本はまだまだペット後進国だと嘆かれる昨今ですが、その原因の一端が垣間見えます。
ヨーロッパはどこでも犬と一緒に行ける。
地下鉄、バス、レストラン、ショッピングセンター等の公共機関もOK。
すごい!日本もそうしろ!日本は犬に冷たい!
と言われますが、それはちがいます。
日本でまだまだ多くの場所がペット連れNGなのは、結局飼い主側の責任感の欠如によるところが大きな要因なんですね。
愛犬家ばかりならいいのですが、そうじゃない方への配慮、施設でのマナーの欠如です。
ちなみに以下が旅籠屋さんにペット同宿できる条件です。
以下引用。
充分なしつけのできていないペットの同宿はご遠慮ください。
客室などを汚したり、傷つけたりしない。鳴き声や匂いなどで他に影響を与えないことが条件です。当然、日ごろ室内で飼われていることが前提となりますが、旅先で環境が変わるため、神経質になってトイレのしつけが守られなくなったりすることがあります。こうしたことが予想される場合は、同伴を中止する、室内には入れず車内に泊める、ゲージを持参するなどの判断と予防策をお願いいたします。
なお、1室に同宿いただけるペットの数は、大きさを問わず、原則として2匹までとさせていただきます。これを超える場合は、事前にご相談ください。
ペット専用の施設ではありませんので、他のお客様にご配慮ください。
朝食時はもちろん、原則としてラウンジへの同伴はご遠慮ください。また、室外では必ずリードにつないでください。
ペットを特別視せず自然に受け入れたいというのが主旨であり、同伴可を積極的にPRしているのでも「売り」にしているのでもございません。当然、大部分のお客様はペット同伴ではありませんし、中には批判的な方もいらっしゃいます。常識的なマナーとして、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。
同様の主旨から、ペット連れでのご予約は、各店舗とも2~3室に限らせていただいております。宿泊状況で満室表示がない場合もお断りすることがございますが、ご容赦ください。なお、ベッドや椅子には上げないでください。備え付けのタオルの使用はご遠慮ください。
抜け毛や匂いなどが残ることが多く、原状復帰がきわめて困難になりますのでご理解ください。
不安がある場合は、責任を持って善後策を講じてください。
外出される際はペットだけを客室内に放置することは絶対におやめください。
駐車場につないで放置される場合も見受けられますが、無駄吠えの原因になりますし、他のお客様にご迷惑をかけることにもなりますので、車などプライベートな空間で管理するか同伴してください。
万一、客室や寝具などを汚損した場合は、クリーニング代や修理費の実費をご負担いただきます。
至極当然の条件ですね。
犬を飼うために、なにが必要か。犬のしつけの前に、まず私たちが考えて学ばないと。
まだまだペット先進国は遠いと痛感しました。
ちなみに上記の条件を守れたならば、犬種、大きさ等は不問だそうです。
すばらしいです。
こういった施設がどんどん増えていってほしい。
この条件を全国共通のものとして広まればいい。
それが愛犬家としての義務として定着していけば、また一歩日本はペット先進国に近づけます。
こんなのも。
旅籠屋九十九里店のつい近くにある「レイクウッドガーデン〜ひめはるの里」
愛犬と遊ぶために誕生した美しい公園ですって。
園内にもセラピー犬など、多くの犬たちが暮らしていますだって。
まず近くに行ってみます。
一番近いのはファミリーロッジ旅籠屋・奈良針店もしくは、ファミリーロッジ旅籠屋・伊賀店かな。
日本全国に54店舗、どんどん新規開店中はすごいですね。
行ったらまた詳しくレポートします。
どやさ。
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